はじめに:「妊活=今すぐ妊娠したい」だけじゃない
妊活と聞くと、「すぐに妊娠したい」「早く授かりたい」という前のめりなイメージを持つ方も多いと思います。
でも実際には、
「そろそろ考えた方がいいかも…」
「まだ妊娠したいわけじゃないけど、準備はしておきたい」
という、もっとグレーな段階の人もたくさんいるはず。
私自身、まさに今その状態です。
特に、我が家のように別居婚・遠距離夫婦だと、「妊活しよう!」と決めても、スケジュールの調整がすごく難しい。
思い立ってすぐにスタート、とはいかないのが現実です。
この記事では、そんな私の「まだ妊娠したくないけど、妊活を始めた」という体験を、ゆるっと記録していきます。
・遠距離でも妊活できる?
・何から始めた?
・夫との温度差は?
…など、リアルな試行錯誤を正直に綴っています。
育児中、妊活なんて考えられなかった
今、我が家には0歳の子どもがいます。
第一子の育児はとにかく大変。
夜間授乳で寝不足、自分の体調も安定しない…。
「次の子ども」なんて考える余裕、全然なかったです。
でも最近、少しずつ子どもも落ち着いてきて、
「もしかしたらまた妊娠できるかも」
という気持ちが芽生えてきました。
卒乳=妊活のスタートラインだった
私にとっての妊活の第一歩は、卒乳でした。
なぜ卒乳を意識したかというと…
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排卵が戻るか不安だった
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夜間授乳がなくなれば体も楽になる
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「妊活」の話を夫としやすくなる
卒乳って、「第二子への心のスイッチ」みたいな存在だった気がします。
自然な流れで卒乳できたこともあり、そこからは少しずつ、“妊活モード”に気持ちが動きはじめました。
妊活、何から始めた?
「妊活を始めよう」と決めたものの、じゃあ実際何をすればいいの?となったのが最初の壁。
私が始めたことはこの5つ:
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基礎体温の記録(ガタガタすぎて一喜一憂…)
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アプリで管理(ルナルナ派です)→オムロンのもので自動でアプリに記録できます。🔗 詳細はこちら オムロン公式ストア|MC-652LC(ピンク)
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妊娠したい時期を夫とざっくり共有(「7〜8月ごろが理想だね」と会話)
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妊活用サプリを飲み始める(葉酸や鉄分など)
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夫にも「健康第一だよ」と伝える
特にサプリは、自分の準備+夫の意識づけにもつながりました。
遠距離だと、お互いの生活が見えにくいぶん、「一緒に妊活している感覚」を持つことが大事だなと実感しています。
タイミングのすり合わせは、できるだけ早く!
ある日、夫と久々に会ったタイミングで「もう次の子妊娠してもいいんだよね?」と言われてびっくり。
私としては「今すぐじゃないけど、そのうちに…」というつもりだったので、気持ちのギャップに焦りました(笑)
妊活って、温度差が生まれやすいテーマ。
話しづらくても、早めにすり合わせておくと安心です。
別居婚×妊活、最大のハードルは「タイミング」
これが最大の壁です。
別居婚だと、「排卵日=会える日」とは限らないんですよね。
私たちは月に1〜2回しか会えないので、
「排卵が来たけど、今月は無理かも…」
と落ち込むこともあります。
タイミングが合わないと、1ヶ月分のチャンスがまるっと消える。
これは本当に焦るし、計算モードに入ってしまいます。
でも、別居だからこそのメリットもある
意外かもしれませんが、
会える日が限られているからこそ、「その日」に集中できるという面もあります。
・妊活の意識が自然と高まる
・「今日こそ!」という気持ちで会える
・普段は離れているぶん、協力意識も芽生える
つまり、限られた時間の中で“本気スイッチ”が入りやすい環境なんです。
今はまだ妊娠したくない。でも、準備はしている
私の中では、妊活=「今すぐ妊娠すること」ではありません。
今は、7〜8月に妊娠できたらいいなという気持ちで、
・排卵日や生理周期をチェック
・体調を整える
・夫と予定を共有
…といった“妊娠しやすい状態”をつくっている段階です。
妊活は、ふたりのペースで進めてOK
別居婚には、タイミングや距離といった難しさもあるけれど、
そのぶん「ふたりでどう乗り越えるか?」を一緒に考えられる良さもあります。
妊娠は奇跡。
でも、その奇跡を少しでも近づける準備は、自分たちでできる。
無理せず、焦らず、今の自分たちに合ったペースで。
そう思って、これからもゆるく前向きに妊活していこうと思います。
おわりに:あなたは、どんな妊活スタイル?
妊活に「正解」はありません。
今すぐ妊娠したい人もいれば、私のように「今じゃないけど、準備はしておく」という人もいる。
どんな形でも、自分に合ったスタイルで取り組んでいいんだと思います。
遠距離・育児中・別居婚…いろんな制約がある中でも、
「できることから少しずつ」進めている人の参考になれば嬉しいです。