ふたりは同時に親になる レビュー|産後クライシス対策に役立つ1冊
産後クライシスが不安な方、夫婦の温度差に悩んでいる方へ。
この記事では、『ふたりは同時に親になる』を読んで感じたことを、別居婚・実質ワンオペ育児の体験とあわせてまとめます。第一子の育児を振り返りながら、夫婦の認識のずれや親になるプロセスの違いを整理し、第二子出産に向けてどんな準備が必要だと感じたかをお伝えします。
🔍 この記事でわかること
- 『ふたりは同時に親になる』を読んでわかった、産後クライシスが起きる理由
- 別居婚・ワンオペ育児でも役立つ、夫婦のすれ違いを防ぐ考え方
- 出産前に夫婦で話し合っておきたいポイント
ふたりは同時に親になるでわかること
この本で印象的だったのは、「夫婦は同時に親になるわけではない」という考え方です。
出産を経験する側と、そうでない側では、身体的にも精神的にも大きな差があります。その違いが、夫婦のすれ違いを生む原因になります。
- 「なんでわかってくれないの?」という不満
- 「そんなに大変なの?」という温度差
- お互いに悪気はないのに起こるズレ
この本は、そのズレを前提として、どう向き合えばいいのかを具体的に言語化してくれます。
別居婚×ワンオペ育児で感じた「ずれ」と気づき
ワンオペで感じたこと
私は第一子の出産後、実質ワンオペ育児でした。
夫は優しく、できる範囲で支えてくれていましたが、「同じ経験をしているわけではない」という感覚は強くありました。
妊婦健診も出産も基本的に一人。育児も日常はほぼ一人で回していました。
その中で感じたのは、「どうしてこの大変さが伝わらないんだろう」「もっとわかってほしい」という気持ちです。
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本を読んで気づいたこと
でもこの本を読んで気づいたのは、それは相手の問題ではなく、構造的に起きるズレだったということでした。
夫婦は同時に親になるわけではない。だからこそ、何も言わなくても理解し合える前提でいると、必ずすれ違います。
別居婚であっても、この考え方はとても役に立つと実感しています。
こうした「すれ違いの正体」を具体的に言語化してくれているのが、この本です。
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第二子に向けて変えたいこと
第二子の出産を控えた今は、産後クライシスを防ぐためにも、事前の準備や話し合いが必要だと感じています。
- どこまで共有するか
- どんなサポートが必要か
- 何を期待して、何を期待しないか
こうしたことを先に言葉にしておくだけでも、産後のすれ違いは減らせるのではないかと思いました。
育児中だからこそ感じるリアルな気持ち
実際に育児をしていると、「わかってもらえない」と感じる瞬間が何度もありました。
たとえば、幼い子どもの生活リズムに合わせて日常を過ごしていると、ママにとっての「5分、10分」はとても貴重です。
やっと訪れた休日も、「今日は少し楽できるかもしれない」「一緒に育児をしてもらえるかもしれない」と期待してしまいます。
でもその裏では、日々コントロールできない子どもに対応しながら、常に先回りして動き、万全の準備をしている積み重ねがあります。
「たまに手伝う」という言葉では表せない、日常の負担がそこにはあります。
特に寝かしつけは神経を使う時間で、習慣化するためにもリズムを崩したくありません。
一方で、パパは「早く帰って子どもの顔を見たい」と思っていることもあり、そこにすれ違いが生まれることもあります。
また、子どもの泣きやぐずりによって、自分のペースは何度も中断されます。
- 家事が思うように進まない
- 睡眠も細切れになる
- コーヒーや食事をゆっくり取ることすら難しい
まとまった時間がいつ取れるのかもわからず、育児に終わりが見えない感覚になることもありました。
こうした日々の中で感じる小さなストレスや違和感が、夫婦のすれ違いにつながっていくのだと、この本を読んで改めて実感しました。
こんな人におすすめ
- 出産前で産後の夫婦関係に不安がある人
- ワンオペ育児になる可能性がある人
- 別居婚・遠距離など距離のある夫婦
- 産後クライシスを事前に防ぎたい人
まとめ|産後のすれ違いは「防げる」
産後クライシスは避けられないものではなく、「知っていれば防げるもの」だと感じました。
だからこそ大切なのは、「ズレる前提」で考え、事前に話し合い、準備しておくことです。
『ふたりは同時に親になる』は、そのために必要な考え方や言葉を与えてくれる一冊でした。
これから出産を迎える方や、産後のすれ違いが不安な方は、ぜひ一度読んでみてください。


